このたび、『KG社会学批評』第3号が刊行されました。
創刊号から二年、第二号から一年、引き続き関西学院大学先端社会研究所と同大学院社会学研究科のご支援をいただき、今年も無事完成させることができました。編集委員より関係者の皆様に御礼を申し上げます。
第3号では前号と同様、本学社会学研究科院生たちを中心としたコンテンツとなっております。査読付き「書評論文」では、自己啓発をめぐる現代社会論から差別の計量研究、また核エネルギーの言説史からベトナム難民の定住プロセスなど、多様なテーマが扱われた書籍の中から、評者たちの関心に沿った論点が示されています。
また、本号の特集では2号からの引き続きとして、大学院生たちによるフィールドワーウや読書経験から生まれた知見をもとにしたコラムを集めると共に、新たなコンテンツとしてOBの方の単著をめぐる現役院生たちとの対話の記録を掲載しています。
読者の皆様の忌憚なきご感想をお待ちしております。
※本号の目次はこちら、訂正表(随時更新)はこちらになります。